ネオマITパネル   1.製品コンセプト

  2.製品規格と断熱性能

  3.屋根30分耐火構造

  4.壁30分・1時間耐火構造


 ネオマITパネルは高性能フェノールフォーム断熱材ネオマフォームと木毛セメント板を一体化した高断熱耐火パネルです。

 鉄骨造屋根30分、壁30分・1時間の耐火構造認定を取得し、耐火性能と高断熱を併せ持った商品です。


製品コンセプト

①耐熱性能と高い断熱性の両立

 反りや熱やせ等の変形が少なく、長期にわたりトップクラスの断熱性能が維持され冷暖房コストが
 削減できます。


②地球環境との共生

 2つの地球環境に優しい製品同士を貼り合わせたエコロジーな高断熱耐火パネルです。







製品規格と断熱性能


製品名


幅×長さ
(mm)


下地材


ネオマフォーム


熱抵抗値
(㎡・k/W)


認定番号

R-30
屋根30分
耐火構造
910
×
1,820
  木毛パーライト  
セメント板
25mm
20mm 1.10    FP030RF-0030  
25mm 1.35
30mm 1.60
W-30
壁30分
耐火構造
硬質木毛
セメント板
20mm
20mm 1.08    FP030NE-0024  
25mm 1.33
30mm 1.58
W-60
壁1時間
耐火構造
硬質木毛
セメント板
25mm
20mm 1.10    FP060NE-0027  
25mm 1.35
30mm 1.60



構成材


下地材


断熱材


木毛パーライトセメント板・硬質木毛セメント板


ネオマフォーム

JIS A 5404 木質系セメント板
JIS A 9521 フェノールフォーム断熱材1種2号CⅡ

JIS A 9511 フェノールフォーム保温板1種2号






屋根30分耐火構造(FP030RF-0030)仕様


■金属板瓦棒葺屋根


■金属板横葺屋根


○母屋(梁)間隔は2000以下とし、耐火1時間の耐火被覆をします。小屋組みが床より4m以上の場合、母屋
 の耐火被覆は不要です。(国土交通省 告示1399号)

○タルキは不燃材とし、ピッチは606mm以下とします。

○目地部は突付け空目地とします。

○屋根葺材は、縦葺き横葺き共、金属板とします。




壁30分・1時間耐火構造(FP030NE-9222・FP060NE-9223)仕様




○胴縁はC-100×50×20×2.3以内とし、606ピッチ以下とします。

○胴縁の耐火被覆は不要です。

○硬質木毛セメント板は30分耐火構造の場合20mm厚、1時間耐火構造の場合25mm厚とします。

○外装材は金属板とします。

○目地部は30分耐火構造の場合空目地とし、60分耐火構造の場合小口に耐火目地材充填となります。